光を告ぐ者
世界の中心に隠された大樹――世界樹と呼ばれるその木は、世界を根幹から支える存在であると言われている。
その世界樹より《卵》として生まれる、世界の欠片たる精霊。
様々な力を持つ彼らと、そして世界樹と共に生きる人々の末裔――《時渡りの民》
その一人でありながら、今だ自分の精霊の《卵》を孵せないでいる、一人の少年。
世界から閉ざされた島に、外界から一人の男が辿り着いたことにより、『世界』は動き始める。
人と精霊が共に生きる、小さな世界の物語。
ファンタジー / 400字詰原稿用紙約300枚 / 完結済(2008.9.6)
白の箱庭
「これは『遺言』だ。《黄昏を継ぐ者》──フィレア・ターンゲリ。契約はお前に継承される」
突然の来訪者に導かれ、彼女は再び故郷へと舞い戻った。
決して知り得なかった過去と向き合い、ただ一人の人を超えるために。
遠い過去から遥かな未来へ、受け継がれてゆく物語。
ファンタジー / 400字詰原稿用紙約220枚 / 修正版完結済(2010.8.30)
薫香茶房
東の果てのその国に、ひっそりと佇む小さな店“薫香茶房”
アンティークな品々が転がるその店で売られているのは、一夜限りの花と夢。
二人の店主と店に集まる様々な人々の、穏やかで何気ない日常の物語。
和風+中華風味+異国情緒 / 一話完結・連作形式
※一部残酷な描写・暴力的表現等を含んでおります。ご注意ください。
Filltaria Saga(フィルタリアサーガ)
黄金の竜が抱いた大地があった。風が駆け抜け、光が照らす世界があった。
神々と賢者達によって見守られるその世界で、紡がれる様々な物語があった。
ファンタジー / オムニバス
Sanctuary Sinfonia(サンクチュアリ シンフォニア)
彼女は彼にとっての女神であり、そして、世界にとっても女神だった。
命を賭して守りたいものがあった。誰にもゆずれない誓いがあった。
深い緑に閉ざされた庭で交錯する、それぞれの想いの行き着く果ては――
ファンタジー / 400字詰原稿用紙約100枚 / 完結済(2007.6.13)
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