1月 初日月
(はつひのつき)
一年の始まりを祝う祭りが行われる。
一般の民も蓮砂宮に入ることが許され、蓮華の蜜酒が振る舞われる。
2月 雪別月
(ゆきわかつき)
冬から春へと移り変わる時期。雪が溶ける=雪と別れるという意味合い。
十四日:想花の日
3月 風見月
(かざみつき)
十四日:結花の日
4月 咲花月
(さくはなのつき)
蓮砂国を囲む桜の木々が一斉に花開く月。花見の宴は『夢桜の宴』とも呼ばれる。
また、桜の開花に合わせて武将達による神前試合が行われる。
5月 若羽月
(わかばづき)
蓮砂国の国鳥である、朱ノ鳥の雛が巣立つ時期。子供の成長を祝う祭が行われる。
6月 水蓮月
(すいれんづき)
一年で最も雨が多く、水神の力が最も強いとされる時期。
また、十五日は蓮砂国の建国記念日のため、それを祝して盛大な祭が行われる。
7月 星降月
(ほしふりづき)
七夕の星祭、蛍灯流しが行われる。一年の内で最も多くの観光客が訪れる。
8月 夜鳴月
(よなきづき)
一年で最も暑い時期。その熱気にやられたせいというわけではないが、一か月を通して、町は特にお祭り騒ぎになる。
派手に飾られた神輿が祭邑を練り歩き、紀千河では夜毎花火が打ち上げられる。
9月 菊重月
(きくえづき)
10月 神祀月
(かむしづき)
収穫祭が行われる。
11月 紅染月
(べにそめづき)
蓮砂国の側にある常葉の森の紅葉や銀杏が一斉に色づき、見事な景観を見せる。
12月 暮葉月
(くれはづき)
一年を締め括る月として、人々は大掃除や片づけ、そして新年の準備に追われる。
月の最後の週には蚤の市が開かれ、各家から持ち出された古物が町を埋め尽くす。